登校拒否の中学生となってしまった我が子、親の対応としては何が正解なのでしょうか?
世間ではそっと見守ると言われていますが、おとなしく学校に行かないわが子を見守れる親が子の日本にどのくらいいるのでしょうか。
私も起きないわが子を起こすのに必死になった3年間ではありましたが、結局、心療内科に行くのが一番早い、そんな結論になりました。
その理由は登校拒否になった我が子への対応の方法を教えてくれるからです。
見守っていていいタイプ、休養とお薬が必要なタイプ、行動療法が必要なタイプ、いろいろだと思います。
早く専門家に相談して、暗黒の出口のない道に希望の光を見出してもらいましょう。
↓この本には中学生で不登校になった子への対応についても書いてあります。

登校拒否の中学生が家にいる場合の親の対応の正解は?
中学生にして登校拒否になってしまった我が子への親の対応の正解、というものはありません。
登校拒否、不登校とひとくくりにしても、お子さんによって対応策はさまざまだからです。
登校拒否になった理由も一人一人違うはずです。
お友達から仲間外れにされた、と一言で言っても
- お子さんの被害妄想なのか
- お友達が意地悪なのか
- お子さん自身が一言多いタイプで避けられてしまったのか
- 部活のメンバーの関係でたまたま仲間外れになったのか
- 家の場所が遠くて物理的にそうなってしまっただけなのか
- 嫉妬されたのか
ぱっと思いつくだけでもこれだけの理由が考えられます。
人間関係って複雑ですから、もっといろんな理由が考えられるかもしれません。
登校拒否になった理由もさまざまです。
ですから正解なんてありませんし、その子にとって一番いい方法を見つけてあげてください。
そのためには病院へ行って、対応策を専門家に探ってもらうのが一番の方法です。
もし心の病気にかかっていた場合、ひどくなると家から出てくれなくなって、病院へも行くことができないような状況になることもあります。
そうなるまえに、できるだけ早く病院へ行ってみてくださいね。
スクールカウンセラーの先生に相談してみましょうと言われることもあるかもしれません。
これからの方針を一緒に考えてくれると思われます。
とはいえ、スクールカウンセラーの先生は保護者と学校の先生をつなぐ架け橋のような役割をする先生です。
ですから、スクールカウンセラーの先生は答えを教えてくれるわけではありません。
お母さんはどうされたいですか?学校への要望はありますか?
こういった声掛けになってくると思います。
ですから、一番いいのは
- 解決策は心療内科などの病院で相談する
- 病院で教えてもらった方針をもとに、スクールカウンセラーの先生を通して学校へ要望を伝える
という流れです。
病院へ行くまでもないかなーと思って、スクールカウンセラーの先生に相談に行くと、相談しても寄り添ってくれるだけで何も解決しなかった、という話はあるあるです。
スクールカウンセラーの先生は不登校を解決するのがお仕事ではありません。
学校生活で困りごとのある生徒の心に寄り添って、学校側で対策ができるところがないかどうか、実際に現場に立っている先生方と調整をしてくださるのがお仕事です。
ですから我が子の不登校や登校拒否への対策が知りたいのなら、病院へ行きましょう。
登校拒否になる中学生の親の特徴
登校拒否になる中学生の親は過干渉だとかプライドが高いとかいろいろ言われていますが、正直、私はそんなに共通点はないんじゃないかなと思っています。
もし共通点があるとすれば、遺伝的には発達傾向のあるご両親からは発達傾向のあるお子さんが生まれている可能性もあるので、それはあるかもしれませんが、だからといって遺伝が100%不登校を作るわけでもありません。
その証拠に、うちの子は3人いますが一番下の子は学校行ってないですけど、一番上の子は張り切って学校に行っていましたし、真ん中の子は朝起きれなくて悩んで遅刻や欠席も多かったですが、不登校ではなかったんです。
そのあたりも個人差があると思うので、一言で不登校や登校拒否の親は!と、決めつけることはできないと思います。
いろんな子がいていろんな親がいて、たまたま、そうなっただけ。
ちょっと道にあった石ころにつまづいてしまっただけなんですよ。
だから子供が不登校や登校拒否になったのは、自分のせいだなんて思わなくていいんです。
自信もっていきましょう。
子どもの面倒を見て助けてあげれるのは私たち親だけですからね。
子どものことを一番よく知っているのも私たちです。
今こそ踏ん張り時ですよ!頑張りましょう。
登校拒否の親はうつに気を付けよう
子供が登校拒否になると、親のほうが鬱になってしまうくらい悩んでしまうこともありますよね。
この子の将来はどうなるのだろう?
高校進学はどうなるのだろう?
こんなに勉強していなくて大丈夫なのだろうか?
いろんな心配は尽きません。
でも学校が嫌になって、もしくは学校に行くのが嫌になって不登校になっているわけですから、あまり無理して引きずり出してもよくなさそうだな、というのは分かりますよね。
いまこそ忍耐です。
そして不安は子供にぶつけるのではなくて、病院のお医者さんに相談しましょう。
登校拒否や不登校には、心の病気や発達障害が隠れていることが多くあります。
心療内科に行くとそれらをしっかり見てくれて、対処法も教えてくれますし、必要ならお薬も出してくれます。
不登校のお子さんは眠れていないことも多いですから、病院の先生に話を聞いてもらって安心することもいい効果がありますよ。
自分の子どもの問題ではありますが、一人で抱えず、相談できる相手を一人でも増やすために、ぜひ病院へ行ってお子さんのことを相談してみてくださいね。

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