進研ゼミ中学を受講していると、夏や冬など節目節目に模擬試験が送られてきます。
まじめなお子さんはちゃんと模擬試験もやって提出しますよね。
そして帰ってきた成績表に偏差値が書いてあるけど、これはどこまで信用してもいいものなのでしょうか?
評定平均や狙える学校なども書かれていますが、それは本当なのでしょうか?
進研ゼミ中学の模試の結果の偏差値 高校受験の目安にできる?
進研ゼミ中学の模試の結果の偏差値は正直あまりあてになりません。
というのも、模試を受けている人数がそもそも少ないことや、高校受験は同じ地域の子どもたちが競争相手なのに進研ゼミ中学の模擬試験は全国の中学生が対象だからです。
地域の塾の模試と比べて田舎に住んでいる人は偏差値が少し低めに、都会に住んでいて成績のいい人は偏差値が高めに出ているかもしれません。
ですからおおよその目安にはなりますが、進研ゼミ中学の模試でA判定だったからと言って、安心しきってしまうのは危険です。
進研ゼミ中学の模試の偏差値は低めに出る
進研ゼミ中学の模試はそもそも受験者数が少ないのと、模試をまじめにやって出す子は成績が良いことが多いので、地域の塾で受ける模試よりも偏差値が低めに出ることが多いです。
これは駿台模試が他の模試に比べて偏差値が低いのと同じで、母集団のレベルが高くなってしまうためです。
ですので進研ゼミ中学の模試でいい成績が取れているのならおそらく地域で受ける模試ではもっといい偏差値が取れるとは思いますが、
それも予想でしかないので中3になったら春、夏、直前と3回くらい模試を受けて、合格判定をみておいてくださいね。
地域の塾の模試を受けて高校受験に臨もう
進研ゼミ中学の模試だけでは母数が少なく、本当の偏差値や本当の順位が分かりません。
ほとんどの子が受ける模試はかならず何度か受けておきましょう。
特に推薦を狙っていない人や、偏差値の高い高校を狙っている人は中2の夏以降はちょこちょこ受けるようにしておくと良いですよ。
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