中学3年間不登校で勉強していないと高校受験はどうなるのか不安ですよね。
また本人が全く焦らない様子を見ると、ますます子供の将来が不安になってしまいます。
結論から言うと中学3年間不登校でも全日制の公立高校に進学した子はいますし、私立高校に行った子もいます。
そして通信制高校や定時制高校を選んだ子もいますし、高校も通えなくて大検を取って大学進学を目指す子もいます。
いろんな進み方がありますがここでは中学3年間不登校で全く勉強していない場合どうなるのか?について書いてみます。
中学3年間不登校で勉強していないとどうなる?
中学3年間不登校で勉強していないとやはり勉強にはついていけなくなっています。
そして内申点は学校が規定する内申点しかもらえないということになり、高校進学の選択肢は狭くなります。
とはいえ、通える高校が全くないということにはならないので安心してください。
学校もこれまで中学校が不登校だった子がどのような高校に進学したのかというデータを持っています。
その情報を担任の先生にもらいつつ、自分でも近隣の町や市にどんな学校があるのか調べてみましょう。
私の知り合いのお子さんは小5から不登校で中学3年間もほとんど不登校でしたが、公立高校の全日制に進学した方がいました。
ちょっと田舎の定員割れに近い高校で全校生徒数も少ない高校でした。
中学の時不登校だった子も多く、意外と気が合ったそうです。
しばらく気に入って通っていたのですが。
ゴールデンウイーク明けから全日制の高校に通えなくなり、夏休み明けから通信制の高校に転校してしまいました。
本人もやる気はあって行きたかったのだけど、長期休暇の後、体が起き上がれなくなったそうです。
不登校なのに高校受験も焦らない どうなる?
不登校のお子さんの中には高校受験にも前向きな気持ちになれず全く焦らない子もいます。
そんな時は周りの大人がいろんな可能性を考えて準備をしておいてあげましょう。
最終的に決めるのは本人ですが、病院などにかかっているのなら病院の先生とも相談しながら、担任の先生からは受験情報を聴きながら、選択肢を増やしておくと直前になって焦らなくていいですよ。
子ども自身、焦らないように見えて心の中ではどうすればいいのか分からなくて迷っている場合もあります。
なかなか気持ちがくみ取れなくて心配ですが、進む道はまだたくさんあるということを教えてあげられるといいですね。
不登校だと公立高校に行けないの?
不登校でも公立高校に行けますが、地域にもよるので担任の先生に聞いてみてください。
受け入れてくれる学校があれば進学することも可能です。
学校には行けていなかったけど塾には行けていた子は、高校になったらあれはなんだったの?と思うくらい簡単に高校に通い始めることもあるようです。
不登校になる原因が分からず悩んでいるおうちの方も多いと思いますが、中学校の何かが原因だった場合、それが取り除かれれば学校へは行ける子もいるんですよね。
高校受験で不登校枠を使う人は少ない
高校受験には不登校枠というものがありますが、不登校枠を使うには条件があったり、がっこうがしていされているなど、本人や家族の希望とは異なる進路になることもあります。
本人が全日制の公立高校を希望していたり、市内ではない高校を希望する場合は不登校枠は使えないことの方が多いです。
このあたりも地域によって違いがあるので担任の先生や塾の先生に聞いてみてくださいね。
中学3年間不登校で勉強していなくても大丈夫だけど勉強はしておいた方が安心
中学3年間不登校で勉強をしていない場合、義務教育で習う内容が習得できていないので社会に出たら困ることもあるかもしれません。
もしお子さんができそうなら通信教育などをやってみてもいいかもしれません。
進研ゼミ中学は映像授業ですべての授業が受けられ、問題も3年分、自由に解くことができます。
勉強へのやる気があるお子さんや、本来地頭のいいお子さんなら、タブレットでできる学習に取り組む時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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